空き家の値段はいくら?価格相場と売買時のチェックポイントを解説

空き家の値段はいくら?価格相場と売買時のチェックポイントを解説

「空き家を売るといくらになるんだろう…?」
「ボロボロの家でも、値段ってつくの?」

空き家の価格は、立地・状態・築年数などによって数十万円〜数千万円まで大きく変動します。
この記事では、空き家の「相場感」と「値付けの仕方」、さらに高く売るためのポイントをわかりやすく紹介します。


空き家の価格相場|実は「土地値」が基本

空き家の多くは、建物自体に資産価値がなく、**「土地価格+α」**で評価されます。

例えば:

  • 都市部:土地1,000万円+解体費用マイナス=販売価格800万円
  • 地方:土地100万円+築古家屋=販売価格30万円

【ポイント】

  • 建物の価値は0円〜マイナスになることも
  • 解体や修繕が必要な物件は、その費用が差し引かれる

査定で見られるポイント

不動産業者が空き家を査定する際、以下の点を重視します。

評価ポイント内容
立地駅近・学校・スーパーなど利便性
土地の広さ・形状長方形・整形地が高評価
接道状況公道・幅4m以上がベスト
建物の劣化具合雨漏り、傾き、シロアリ被害など
用途地域・建ぺい率再建築可否にも影響

空き家を「高く売る」ためのコツ

空き家の売却では、ちょっとした工夫で価格が変わることがあります。

1. 売却前に掃除・残置物を片付ける

→ 印象が大きく変わり、買い手がつきやすくなります。

2. 再建築可否を確認する

→ 再建築不可だと価格が激減するため、可能かを事前に調べることが重要。

3. 空き家バンクやSNSなども活用する

→ 地方空き家は、大手ポータルサイト以外の方が売れるケースも。


売却前にチェックすべきこと

  • 名義が自分か確認
  • 権利関係に問題がないか
  • 越境や未登記部分がないか
  • 固定資産税の納付状況

こうした点に問題があると、売却までに時間がかかることもあるので、事前確認が大切です。


まとめ|空き家の値段は「土地+状態」で決まる

空き家の価格は一律ではなく、
土地の価値+建物の状態+売却戦略で決まります。

「ボロいから売れないかも…」と諦めず、
まずは査定を受けてみたり、空き家バンクを活用するなど、行動を起こしてみましょう。

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