賃貸物件でポスターやリメイクシートを貼るときに使われる「両面テープ」。
便利ですが、使い方を間違えると退去時に跡が残り、原状回復費用が発生してしまうことも!
この記事では、原状回復を意識した両面テープの正しい使い方と、剥がし方のテクニックを解説します!
両面テープが使われる原状回復DIYシーン
✅ よくある使用例
- リメイクシートの貼り付け
- 壁掛けフックや軽量棚の固定
- カーペット・クッションフロアの仮止め
【ポイント】 “賃貸OK”と書かれているものでも、下地の素材によっては跡が残る可能性があります!
賃貸で使いやすい両面テープの選び方
✅ おすすめ条件:
- 弱粘着タイプ(はがせるタイプ)
- 賃貸用・再剥離タイプと記載があるもの
- 壁紙・クロス・木部用など用途に応じた設計のもの
✅ NGな両面テープ:
- 超強力タイプ(コンクリート・金属用)
- 屋外用(粘着力が強すぎて下地を剥がす)
【おすすめブランド例】
- ニトムズ「はがせる両面テープ」
- スリーエム(3M)「コマンドタブ」
- ダイソー「再剥離タイプ両面テープ」
跡を残さない両面テープの貼り方
- 下地をきれいに清掃(油・ホコリがあると粘着が強まり逆効果)
- テープを必要最小限にカット(広範囲に貼らない)
- 四隅または中心にのみ使用する(全面貼りしない)
- 剥がしやすいタイプを選ぶ(退去前提で施工)
【ポイント】 貼る前の清掃と、使いすぎないことが跡残り防止のコツ!
剥がし方のテクニック|跡を残さないために
✅ 基本手順
- テープの端からゆっくりと剥がす
- 粘着が残った場合は、消しゴム or ガムテープで叩き落とす
- 取れないときは、ドライヤーで温めて粘着を柔らかくする
- 最後に中性洗剤で軽く拭き取り+乾拭き
✅ NG行動
- 一気に強く剥がす(クロスが破れる原因)
- シンナー・アルコール使用(変色の恐れ)
両面テープ使用におけるトラブル事例と対策
トラブル例 | 原因 | 予防策 or 解決法 |
---|---|---|
壁紙が一緒に剥がれた | 強力テープ+強引な剥がし方 | 弱粘着テープ+ドライヤー温めで剥がす |
粘着跡が残ってベタベタする | 長期間放置+清掃不足 | 消しゴム・洗剤・ガムテで軽く落とす |
見た目にシミ・変色が出てしまった | テープの成分が壁紙に浸透 | 再剥離タイプを使う+短期間使用で回避 |
まとめ|両面テープは「選び方+剥がし方」で原状回復を防げる!
- 賃貸対応の”再剥離タイプ”を選ぶのが鉄則!
- 清掃+最小面積使用+優しく剥がすの3ステップが跡防止のカギ
- トラブル事例と対策を知っていれば、DIYでも安心!
これで、原状回復費用ゼロを目指したテープ活用が可能になります!
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