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火災保険で失敗?ボロ戸建て投資で見落としがちなポイント

火災保険で失敗?ボロ戸建て投資で見落としがちなポイント

ボロ戸建て投資を始めるうえで意外と見落とされがちなのが、火災保険です。
「なんとなく入っておけば安心」と思っていたら、いざというときに補償されない…!
そんな事例が少なくありません。

この記事では、実際に起こった“火災保険トラブル”の体験談と、そこから学べる具体的な対策をお伝えします。


目次

よくある失敗①:雨漏りが補償されない

築50年のボロ戸建てで、入居者から「天井にシミが出ている」と連絡が。
雨漏り修理に業者を呼び、15万円の出費
保険会社に問い合わせると…

「経年劣化による雨漏りは補償対象外です」

築古物件ではこうした**“自然消耗”は対象外**とされることが多いのです。

対策:

  • 保険加入前に「補償対象外の事例」を確認しておく
  • 築年数が古いほど、適用範囲が狭くなる傾向に注意

よくある失敗②:水道管破裂も自己負担だった

冬の凍結で水道管が破裂。床が水浸しになり、リフォーム費用は30万円超え。
保険会社に連絡したところ…

「配管の老朽化による破裂は補償外です」

これも“設備の老朽化”と判断され、補償ゼロ

対策:

  • 凍結しやすいエリアでは凍結対策をあらかじめ施工
  • 配管周りの写真を保険会社に提出しておくと交渉が有利に

よくある失敗③:加入していた保険では台風被害に対応できなかった

風で飛来物が当たり、外壁に穴。修理費は20万円。
ところが「風災補償が付いていないプランだった」と判明。

火災保険=すべてを守ってくれる、ではないことを痛感。

対策:

  • 「火災」「風災」「水災」「破損」など細かく補償を確認
  • 必要に応じてオプション追加を検討する(数千円〜)

よくある失敗④:契約内容を把握しておらず、保険金の申請漏れ

「何が対象かよくわからず、保険金の申請をしなかった」
実は申請していれば出たケースも多く、**知識不足による“損”**が発生しています。

対策:

  • 契約後に**「補償内容のサマリー表」**をPDFで保管
  • トラブル時はとにかく一度保険会社に相談

実際に使える補償と、見落としがちなポイント

トラブル内容補償される?補足
火災・放火原因不明でも調査のうえ適用されるケースあり
水道管破裂(老朽化)老朽化の場合、対象外
台風・突風で屋根損傷風災補償がついていればOK
雨漏り(経年劣化)自然消耗は対象外
空き家の放火条件次第(長期空室だと対象外のことも)

保険で後悔しないための3つのポイント

契約時は、築年数を考慮して補償を手厚く
→ 古い家ほど、自然劣化や災害の影響を受けやすい

契約後も内容を定期的に見直す
→ リフォーム後は補償範囲の変更が必要なことも

写真と資料をこまめに残す
→ トラブル時の「証拠」になり、保険金の審査がスムーズに


まとめ:保険は「使える状態」で持っておくべき

ボロ戸建て投資において、火災保険は“お守り”ではなく戦略的なリスクヘッジです。
「保険入ってたのに意味なかった…」という悲劇を避けるためにも、補償内容の理解と準備がカギ

事前にしっかり対策して、不測のトラブルにも動じない投資家を目指しましょう。

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