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アパート経営って本当に儲かる?シミュレーションとリアルな声で解説

目次

はじめに|「アパート経営=儲かる」は幻想?それとも現実?

SNSやYouTubeでは「家賃収入でFIRE!」「不労所得で月30万円!」といったアピールが目立ちます。
一方で、「実際は手残りが少ない」「税金で赤字になった」などの声も。

本記事では、アパート経営は本当に儲かるのか?収支シミュレーションと現役オーナーのリアルな体験談をもとに検証していきます。


1. アパート経営で「儲かる」とはどんな状態か?


✅ 儲かる=手残りキャッシュがプラスで、資産も増えている状態

区分 内容
キャッシュフロー 月々の手残りが黒字(税引前 or 税引後)
資産価値 減価償却後も残債<物件価格なら純資産増加
節税効果 本業の所得圧縮/法人経費活用でトータル黒字に

2. シミュレーションで見る|儲かるアパートの例


▶ 物件概要

  • 木造2階建 6戸(1K×6)/築25年

  • 購入価格:1,800万円/表面利回り11.1%

  • 家賃収入:月16.6万円(年199万円)

  • ローン:金利2.0%/期間20年/借入1,600万円


▶ 年間収支シミュレーション

項目 金額(年)
家賃収入 約199万円
管理費・修繕費 −40万円
空室・広告費 −10万円
ローン返済 −98万円(元利均等)
手残り(税引前) 約51万円
減価償却費 −65万円(非支出経費)

→ 青色申告での控除・経費を加味すると、税引後でも手残り約35万円/年が実現


3. 「儲からなかった」実例も正直に紹介


状況 内容
物件 区分マンション(都内/築15年)2,000万円/表面利回り5%
家賃 月8.5万円(年102万円)
管理費・修繕費 月2.6万円(年31.2万円)
ローン返済 年58万円
手残り 約12万円 → 実質利回り0.6%
→ 空室1ヶ月で赤字転落

✅ 新築や区分は「修繕費がかからない=安心」だが、表面利回りが低く儲けが出にくい構造もある


4. 例えばの事例


「築古でも、家賃設定と管理がうまくいけば毎月しっかり残る」
─ 30代男性・1棟目購入後3年目/埼玉県

「最初は赤字だったが、家賃調整と空室対策で黒字化できた」
─ 40代女性・地方中古アパート/静岡県

「税金がネック。減価償却と青色申告を活用してようやくキャッシュが増えた」
─ 50代男性・法人化済み/神奈川県


5. 「儲かるアパート」に共通する3つの条件


✅ 実質利回りが8%以上(空室・管理・修繕を差し引いた数字)


✅ 融資条件と返済比率が適正(返済額<家賃収入の50〜60%)


✅ オーナーが数字と現場を理解している(任せきりにしない)


まとめ|「儲かるか?」は運ではなく“設計”で決まる

アパート経営は、
✅ 立地・利回り・融資・管理・節税という
複数の要素が“かみ合ったとき”に儲かります。

「なんとなく良さそう」で始めると、失敗します。
でも、「数字を読んで、対策を立てて、改善を続ける」ことで
月数万円の手残り → 年100万円超の利益にも到達可能です。

儲かるかどうかは「買ってから」ではなく、「買う前」に決まっています。

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