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レントロールとは?不動産投資・融資に必須の基本知識と見方を解説

目次

はじめに

「レントロール」という言葉、
不動産投資を始めると必ず耳にするけれど、
✅ どんな意味?
✅ どこを見ればいい?
✅ 銀行や不動産会社は何をチェックしている?
よくわからない方も多いですよね。

この記事では、
初心者向けにレントロールの基本知識と見方をわかりやすく解説します!

これを読めば、融資審査や物件購入の判断も自信を持ってできるようになります。


レントロールとは?簡単に言うと…

レントロール(Rent Roll)とは、
物件の賃貸状況(賃料収入・入居者情報)を一覧表にまとめた資料です。

【イメージ図】

項目 内容
部屋番号 101号室、102号室など
賃料 月額10万円
共益費 月額5,000円
敷金・礼金 敷金20万円、礼金10万円
契約開始日 2022年5月
契約期間 2年(更新あり)
備考 滞納なし、法人契約

主に
🏢 融資審査
🏡 物件購入検討
📝 賃貸経営管理
などの場面で使われます。


なぜレントロールが重要なの?

レントロールは、不動産物件の**「お金を生み出す力」=収益力**を一目で把握できる資料です。

特に重要な理由は、

  • 融資審査で銀行が絶対にチェックする

  • 購入判断で空室リスクや収益性を分析できる

  • 売却時に資産価値を説明できる

など、お金に直結する場面で使われるからです。

レントロールに不備があると、
融資が下りなかったり、売却価格が下がるリスクもあります。


レントロールの基本的な見方【チェックポイント】

✅ 1. 現在の入居率

  • 総戸数に対して何戸が埋まっているか

  • 空室が多い場合はリスク高め


✅ 2. 賃料のばらつき

  • 同じ間取りで賃料に大きな差があると、リスク要因

  • 例えば、101号室と102号室で家賃が3万円違う場合は注意


✅ 3. 契約期間・更新時期

  • 短期契約が多いと回転が激しく、安定性に欠ける

  • 更新時期が集中していると、一気に退去リスクも


✅ 4. 敷金・礼金

  • 敷金・礼金ゼロ物件は、入居付けはしやすいが、

  • 退去時の修繕費が回収できないリスクあり


✅ 5. 滞納・トラブル履歴

  • 「滞納あり」「トラブル履歴あり」の記載は要注意

  • 問題入居者が将来トラブルになる可能性あり


レントロールの信頼性を見抜くコツ

  • 現地で実際に部屋を見て確認する

  • 登記簿と突き合わせて所有者・賃貸人情報を確認する

  • 賃貸借契約書の控えもチェックする

「レントロールだけを鵜呑みにしない」
これが不動産投資で失敗しないコツです。


まとめ

レントロールは、
物件の健康診断書のようなもの。

  • 入居率

  • 賃料水準

  • 契約期間

  • 滞納履歴

これらをチェックしながら、
「この物件は収益を生み続けられるか?」
を冷静に判断しましょう!

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