賃貸経営用語集融資関連
K%(ローン定数)とは?賃貸経営での計算方法を解説
K%(ローン定数)は、借入額に対する年間返済額の割合を示す指標です。賃貸経営におけるK%の計算方法と活用方法を解説します。
K%(ローン定数)とは
**K%(Mortgage Constant:ローン定数)**は、借入額に対する年間返済額(ADS)の割合を示す指標です。
金利と借入期間が決まれば自動的に決まる値で、借入条件の比較に使われます。
K%の計算式
K% = ADS(年間元利返済額) ÷ 借入額 × 100(%)
計算例
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 借入額 | 4,000万円 |
| 金利 | 2.0% |
| 借入期間 | 30年 |
| 年間返済額(ADS) | 約177.6万円 |
K% = 177.6万円 ÷ 4,000万円 × 100 = 4.44%
K%の目安
| 借入期間 | 金利2%のK% | 金利3%のK% |
|---|---|---|
| 20年 | 約6.1% | 約6.7% |
| 25年 | 約5.1% | 約5.7% |
| 30年 | 約4.4% | 約5.1% |
| 35年 | 約4.0% | 約4.6% |
借入期間が長いほど、金利が低いほど、K%は小さくなります。
K%とキャップレートの関係(イールドギャップ)
K%はキャップレート(還元利回り)との比較で、レバレッジ効果の判定に使われます。
| 条件 | 状態 | 意味 |
|---|---|---|
| キャップレート > K% | 順イールド | 借入によって投資効率(CCR)が上がる |
| キャップレート < K% | 逆イールド | 借入によって投資効率(CCR)が下がる |
「キャップレート − K%」の差をイールドギャップと呼び、これがプラスであれば借入を活用したレバレッジ効果が期待できます。
※「NOIで返済を賄えるか」を判断する指標はDSCRです。K%との比較はあくまで投資効率の判断に使います。
K%を活用する場面
- 借入条件の比較 - 複数の借入条件を比較
- 返済負担の把握 - 借入額に対する返済の重さを確認
- イールドギャップの確認 - キャップレートとの比較でレバレッジ効果を判定
K%の注意点
- 元利均等返済を前提とした指標
- 金利変動リスクは考慮されていない
- 実際のキャッシュフローは空室・経費も考慮が必要
※本ページの内容は参考情報です。実際の経営判断は専門家にご相談ください。
関連する用語
運営会社概要
所在地〒330-9501 埼玉県さいたま市大宮区桜木町2丁目3番地 大宮マルイ7階
設立2020年9月29日
資本金9,900,000円
事業内容不動産DXのWeb開発、不動産賃貸業、Webコンサルティング
主要取引金融機関埼玉縣信用金庫、日本政策金融公庫、飯能信用金庫、三井住友銀行、楽天銀行、SBI銀行
顧問弁護士スタートビズ法律事務所代表弁護士: 宮岡 遼(第一東京弁護士会)
メディア掲載住宅新報社、フジテレビ「イット!」
運営者プロフィール

Tetsuro Togo
2023年から埼玉県で築古戸建・区分マンション投資を開始。2025年9月時点で7戸購入、1戸売却、現在6戸を保有。
開発・マーケティングのバックグラウンドを持つ現役賃貸経営者。物件再生とデータドリブンな収益改善が強み。
賃貸経営者向け高度シミュレーター「大家DX」を2025年8月リリース。
詳しいプロフィールを見る →
